2025年11月19日 - ブログ

2025年11月19日 23時18分52秒 (Wed)

神道夢想流の体系

 「日本杖術協会」から、神道夢想流の形についての簡単な説明文を頂きましたので、流儀の体系の説明として、掲載させて頂きます。
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神道夢想流杖術の形について

 神道夢想流杖術の形は、他の武術同様に修行者の段階に応じて順に修めていくように構成されています。(以降は当協会における修行順となります)

【表】
(おもて)
 初心者が最初に稽古する形で一二本から構成されています。基本的な技術のみならず、重要な術も含まれています。

【中段】
(ちゅうだん)
 初段を取得した後に稽古する形です。一二本で構成されていますが、特徴として比較的遠い間合いから攻防を行う形となっています。

【乱合】
(らんあい)
 江戸時代に追加された形で、それぞれ大太刀と小太刀を使用する二本の形です。「中段」と「影」の要素を取り入れ、最も手数が多く、ダイナミックな形となっています。

【影】
(かげ)
 形の名前は「表」と同じで、一二本で構成されています。特徴として、比較的近い間合いで「気」を発しながら相手を制圧するシンプルな形となっています。

【五本の乱】
(ごほんのみだれ)
 昭和になって清水隆次師範が創られた形です。それぞれの形に他の形や、他の武術の技術を組み合わせています。

【五月雨】
(さみだれ)
 心身ともに修行を修めたと認められる五段以上の者が稽古を許される形で、五本で構成されています。形はシンプルですが正確な間合いの見切りと気迫が求められます。

【奥】
(おく)
 修行者が最後に稽古する形として一二本で構成されています。特徴としては、激しい動きのみならず、手先の細かい技術や心理戦の要素も含まれており、修行の最終段階にふさわしい難易度の高い形となっています。

【秘伝】
(ひでん)
 免許皆伝を受ける者だけが口伝により伝授される五本の形で、その内容は当事者以外に公開されていません。

(以上を合計すると65本になります。ただ、同名の一つの形に、"前"と"後"、或いは、"表"と"裏"があって、実質二本になる形があるため、これを加味すると、全69本になります。)


【神道流剣術】
(しんとうりゅうけんじゅつ)
 四通八通(しつうはっつう)とも称され、杖術と共に修めるものとされる剣術の形です。小太刀四本と大太刀八本の形が伝えられています。
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 この他に、神道夢想流には含めませんけれども、近代に創られた杖道の初心者用の形が二本(※1)あります。

※1  もう一本あったと聞きますが、私の会派には残っていません。

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