厶エタイ

2025年9月26日 17時04分49秒 (Fri)

ムエタイについて(思い出など)

 キックボクシングのミドル級の元チャンピオンで、港太郎(故人)という先生がいらっしゃいました。残念ながら若くしてお亡くなりになられましたけれど、その港先生から、生前の極短期間だけ、ムエタイを教えて頂いたことがあります。
 先生の朴訥としながらも優しいお人柄もあって、ムエ夕イに惹かれたため、その後、コロナ禍を経て、ム工タイの練習を再開させました。

 初心者なりに考えてみると、ムエタイの術理は、身体の各部に軸を設定し、その軸を使った各部位の動きの連携にあると思います。
 左を出したければ右を退きますし、脚を出したければ上体を退きます。例えば、オーソドックスの構えから右拳を思いっきり出したければ、右腰を出しつつ相対的に左腰を退いて、左肩を思いっきり退くことになります。
  個人的な感覚では、軸を使うと言っても、旋回をイメージするのではなくて、軸を内包した平行四辺形の左右の対辺を相互に前後の反対方向にずらして、平行四辺形を軸の周囲で変形及び潰すイメージになります。対辺の右の一方が右腕になりますし、その前端が右拳で、その対角が左肩になります。
 そして、平行四辺形を変形及び潰す際には、土台になる右足(後ろ足)の支えと言うか、右足からの反力が必要だと感じます。右足の拇指球から右腰の後ろ側を通って右の肩甲骨から右拳に力が通るイメージです。

  これらを素早く反復しても軸を崩さず、連打し続けられるように、重心と体勢を常に最良の状態に維持しなければなりません。それには、応答性の良い筋肉や、最良の状態を筋肉や自身の感覚に覚え込ませるだけの練習が必要になるのでしょう。

 私は以前から、自分はまともに立てていないし、歩けてもいないと思っていましたけれど、ムエタイの先生に教えて頂いた基礎作りのメニューを実践してみると、たちどころにそれが露呈します。そんな自分にガッカリしつつも、改善的がハッキリしたことを喜ぶようにして、歳なりに頑張っています。

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