合気道
2025年9月5日 22時36分05秒 (Fri)
岩間スタイルの合気道について(思い出など)
大学生の頃は、合気道部に入って、学士課程中の三年間で二段まで頂きました。
合気道部の顧問の御師範は、お若い頃に茨城県の岩間で植芝盛平先生(故人)にお会いされていて、主に岩間の斉藤守弘先生(故人)に師事されていた方です。
御師範は、斉藤先生を心から慕っておられたので、私も年に数度の頻度で斉藤先生のご指導を受けさせて頂きました。斉藤先生という合気道の大家の技を間近に見られたうえに、直に技を掛けて頂いたことは、私にとって、貴重な経験になりました。
斉藤先生の合気道、すなわち岩間スタイルは、体術の他に、杖対杖、剣対剣、剣対杖に及びましたので、学ぶことは多岐にわたりました。大学の部活での稽古と、大学の御師範の一般向けの道場の稽古を合わせると、週7回稽古をしていた時期もありましたので、合気道漬けだった感があります。
私が稽古をしていた三十数年前は、斉藤先生、つまりは岩間スタイルも、合気会の一員でしたけれども、合気会の中での技の面での異質感は拭えず、三十六の杖等の武器技を使っていたのは、岩間スタイルを稽古する者だけだったように思います。しかし、この前、何気なく目についた合気道の道場を覗いてみたところ、白帯の方が三十六の杖を振っていて驚きました。明らかに岩間スタイルの道場ではなかったので、合気会の中で、武器技もある程度拡がってきていたのだなと、感慨深く思いました。
岩間スタイルの上述の異質感は、技を、固体技法、流体技法、気体技法の三段階に分けて、特に初学者には固体技法を稽古させるところからきています。この三段階を平たく言うと、技を掛けるに当たって、1) 相手にしっかり掴ませる、2) 相手が掴みにくるところに合わせる、3) 相手に触らせない、の三つで、固体技法では、とにかく全力で掴めと言われます。ガッチリ掴まれてから技に入るので、外から観ていると、動きが固く見えます。これだけ観ていると、一般的なイメージでの合気道っぽくありません。しかしながら、これがないと武術的要素が落ちてしまう(最初から崩れているような相手を投げたところで意味がない)ので、必要な稽古だと、個人的には思います。
あとは、当て身七分(七割)の発想のもとで、一教から五教等は、技を掛ける側から当て身(一種の誘い。掌底打ちに近い)で仕掛けるので、先手感が強くなって、やはり一般的なイメージでの合気道っぽくありません。
当て身と言えば、斉藤先生が見せてくれた気体技法は、投げることなく、当て身で極めていましたね。その後に、どうとでも投げられたのでしょうけれども。
岩間スタイルを稽古されている方々には、合気会から離れた方々と、合気会に残った方々とが、それぞれいらっしゃいますけれども、いずれの方々にも、その技術体系を永く残して頂きたいと、切に願っています。
合気道部の顧問の御師範は、お若い頃に茨城県の岩間で植芝盛平先生(故人)にお会いされていて、主に岩間の斉藤守弘先生(故人)に師事されていた方です。
御師範は、斉藤先生を心から慕っておられたので、私も年に数度の頻度で斉藤先生のご指導を受けさせて頂きました。斉藤先生という合気道の大家の技を間近に見られたうえに、直に技を掛けて頂いたことは、私にとって、貴重な経験になりました。
斉藤先生の合気道、すなわち岩間スタイルは、体術の他に、杖対杖、剣対剣、剣対杖に及びましたので、学ぶことは多岐にわたりました。大学の部活での稽古と、大学の御師範の一般向けの道場の稽古を合わせると、週7回稽古をしていた時期もありましたので、合気道漬けだった感があります。
私が稽古をしていた三十数年前は、斉藤先生、つまりは岩間スタイルも、合気会の一員でしたけれども、合気会の中での技の面での異質感は拭えず、三十六の杖等の武器技を使っていたのは、岩間スタイルを稽古する者だけだったように思います。しかし、この前、何気なく目についた合気道の道場を覗いてみたところ、白帯の方が三十六の杖を振っていて驚きました。明らかに岩間スタイルの道場ではなかったので、合気会の中で、武器技もある程度拡がってきていたのだなと、感慨深く思いました。
岩間スタイルの上述の異質感は、技を、固体技法、流体技法、気体技法の三段階に分けて、特に初学者には固体技法を稽古させるところからきています。この三段階を平たく言うと、技を掛けるに当たって、1) 相手にしっかり掴ませる、2) 相手が掴みにくるところに合わせる、3) 相手に触らせない、の三つで、固体技法では、とにかく全力で掴めと言われます。ガッチリ掴まれてから技に入るので、外から観ていると、動きが固く見えます。これだけ観ていると、一般的なイメージでの合気道っぽくありません。しかしながら、これがないと武術的要素が落ちてしまう(最初から崩れているような相手を投げたところで意味がない)ので、必要な稽古だと、個人的には思います。
あとは、当て身七分(七割)の発想のもとで、一教から五教等は、技を掛ける側から当て身(一種の誘い。掌底打ちに近い)で仕掛けるので、先手感が強くなって、やはり一般的なイメージでの合気道っぽくありません。
当て身と言えば、斉藤先生が見せてくれた気体技法は、投げることなく、当て身で極めていましたね。その後に、どうとでも投げられたのでしょうけれども。
岩間スタイルを稽古されている方々には、合気会から離れた方々と、合気会に残った方々とが、それぞれいらっしゃいますけれども、いずれの方々にも、その技術体系を永く残して頂きたいと、切に願っています。
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